珠算教育で暗算力が身に付きます!
現在、珠算教育の第一の目的は、暗算力を養成することです。そのためには、読上暗算、乗暗算、除暗算、見取暗算、フラッシュ暗算の練習とともに、伝票暗算があります。伝票暗算は頭に浮かべた写像を保ち、左手で次の問題の伝票をめくりながら暗算で計算するので、自然と写像を定着する暗算力を養います。
さらに、フラッシュ暗算と同様に珠イメージで計算し、各自が自分のスペースで問題をめくりながら計算するので、自分のリズムで暗算力を定着させることができます。また、暗算力を大きく伸ばすためにはイメージできる桁数を増やすことが大切であり、伝票暗算は分割での計算をふせぎ、暗算桁数の幅を広げることに適しています。
ゆえに、暗算力を養成するには最良と考え、近畿珠算団体連合会では、伝票暗算検定試験と伝票算検定試験を実地しています。
受験資格
学歴・年齢・性別・国籍等の制限はありません。
検定内容
お申込み方法
各教室・各地指定試験場にてお申し込みとなります。
→試験会場はこちら
→申込用紙のダウンロードはこちら
受験料
段位 | 1,100円 |
---|---|
1級 | 900円 |
2級 | 900円 |
3級 | 900円 |
合格証書
受験資格
学歴・年齢・性別・国籍等の制限はありません。
検定内容
お申込み方法
各教室・各地指定試験場にてお申し込みとなります。
→試験会場はこちら
→申込用紙のダウンロードはこちら
受験料
段位 | 1000円 |
---|---|
1級 | 800円 |
2級 | 800円 |
3級 | 800円 |
4級 | 800円 |
5級 | 800円 |
合格証書
受験資格
伝票算、伝票暗算のいずれか検定十段合格者に限る。
制限時間
3分
問題内容
伝票算段位問題と同程度1題10枚5桁~9桁、70字加算
30題問題(60枚伝票)1題10点
5桁2枚(10字) 6桁2枚(12字) 7桁2枚(14字)
8桁2枚(16字) 9桁2枚(18字) 総字数70字
認定基準得点
伝票算鍊士 | 120点 |
---|---|
伝票算準教士 | 150点 |
伝票算教士 | 200点 |
伝票算準範士 | 250点 |
伝票算範士 | 300点 |
認定
認定得点者には、「認定証書」と「認定メダル」を授与。
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受験料
2,000円
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そろばん学習の究極は暗算力を伸ばすことでしょう。伝票を使っての暗算は、左手でめくり終わった数を頭に珠の写像を浮かべて、次の頁の数を加算します。
その珠の写像をしっかりと頭に定着させなければ計算は出来ません。
当然、暗算力が養われます。さらに伝票算は分割計算が出来にくいので、暗算の幅を広げて計算しなければなりません。
自然と暗算の写像幅が広まり、暗算能力を習得できます。
伝票をめくる左手と頭の写像で計算する右手が連携しあい、処理能力をも高めます。
そろばん学習基本の5級から4級に進級して、珠算4級練習帳と伝票3級を受け取る生徒には、希望が満ち、喜びが顔にいっぱい。
初めて左手を使って伝票をめくり、右手で盤面上で計算しながら、右手で答えを書く準備をしたり、左手で次の問題の準備をしたりします。
常に、速く、正しく計算することを考えながら、両手でのコンビネーションをとりながら、計算するのが伝票算です。
まるでゲームのように、生徒には、自分のペースで、リズムをもって、左指で伝票をめくりながら、右指で計算して、計算力とともに物事を処理する能力が養われます。
伝票には生徒に興味を持たせる要素が多々あります。
帳票や伝票類は社会全般で活躍し、あらゆる流通機構で商品とともに発行されています。一例として工場で商品が製造された時には伝票が発行され、その商品がコンビニなどへ出荷される時にも伝票が発行されます。このように、どの企業でも毎日発行される数十種類の伝票を整理し計算しなくてはなりません。伝票・帳票を左手でめくりながら、右手でキーボードに打ち込んでいるのが現状です。
珠算教室では将来の計算業務の能力を養うために、伝票算を左手でめくりながら同時に右手で盤面の珠で計算します。迅速性と正確性を高め伝票の数字を珠のイメージに変換してめくりながら計算、自然と暗算力も高めることができます。